なぜ犬は拾い食いをするの?原因は?

犬は狩猟動物なので、他の動物に取られないように、本能的に目の前の動くものを口の中に入れてしまいます。拾い食いをしてしまっている犬にとっては、地面に落ちているものが汚く、危険かもしれないといった感覚はありません。これは犬の本能的なものになります。
- 他の動物に食べてられてしまうと思っている(本能的原因)
- 栄養が足りないなどの理由で食べている(生理的原因)
- 飼い主が喜んでいると勘違いしている(心理的原因)
などのようなものになります。
犬の拾い食いは、健康問題にかかわる大きな問題です。子犬が誤って見知らぬものを拾い食いしたときは、早急にやめさせることをおすすめします。
状況により異なった理由で犬は拾い食いをしているため、原因別の対処をしていく必要があります。
そこで本サイトは、犬の飼い主さんに向けて、拾い食いに関するアンケートを実施しました。犬の拾い食いの対処法や、拾い食いしてしまったものなど、実際にあった体験などを交えて解説していきます。
犬の拾い食いを直す方法・しつけ方
それでは、3ステップに分けて基本的な犬の拾い食いの直し方を見ていきましょう。実体験を交えた直し方や解決方法は下記に記載していますので、そちらもご参考ください。
ステップ① まずは部屋を片付けよう

- 犬が誤食してしまいそうなものを置かない!
- 低い場所にものを置かない!
- ゴミ箱なども徹底して!
- 環境を変えるところから拾い食い対策は始まる
犬の拾い食いをやめさせたいなら、まずは部屋を片付けましょう。直し方を教える前に、床や犬の口の届くところに、犬が誤食してしまいそうなものを置かないのが一番大事です。
床からさほど高さがないところに、犬が食べられそうなものを置いておくと、犬は勝手に食べて、拾い食いの習慣がついてしまいます。食べられそうなもの、ティッシュなどイタズラできそうなもの、ゴミ箱などを探して、食べたり遊んだりする習慣がついてしまうと、外でも犬は何かないかと探して、拾い食いしてしまいます。
ステップ② 室内の拾い食いをやめさせるしつけをしよう

部屋の片づけが済んだら、まずは室内で拾い食いをやめさせるしつけをしていきましょう。
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犬にお座りをさせて届かない場所にフードを置く
犬にお座りをさせる、またはリードをつけて短く持つなどしてから、犬の口がギリギリ届かない床の上に、ドッグフードを1粒置きます。 -
マテをさせる
当然犬は、手順1のドッグフードをパクッと食べようとします。しかし、そこで飼い主が「マテ」と指示をしてやめさせます。 -
マテができたら褒める
そこで犬がちゃんとやめることができたら、おやつをあげます。
ステップ③ 散歩しながらしつけを続けよう

ステップ2で室内での拾い食いをやめることができたら、実際のお散歩でも同じことをしていきましょう。大事なのは、落ちているものに、犬が執着しないようにさせることです。
犬が拾い食いをしたときに、飼い主が「ダメ!」と騒いだり、無理やり口に手を突っ込んでとり上げたりすると、犬は拾ったものに強く執着するようになってしまいます。これが唸る、嚙むなどの行動につながることもあります。
みんなが実践している拾い食いの直し方
本サイトのアンケートの回答で、愛犬の拾い食いをやめさせる直し方を教えてくださった皆さんの声をご紹介します。
このように、何人かの方が「ダメ!」と言ってやめさせると、回答しています。「ダメ」と言ったら、何でアレ犬がしていることをやめさせるようにしつけたという方が多いですね。「ダメ」と言って、「少しの間歩くのをやめる」と答えた方もいます。
「目を離さない」と答えた方も、複数おられます。散歩中は、犬の動向から目を離さず、犬の拾い食いを防止するというやり方ですね。拾い食いしそうなものがあったら、リードを引いてやめさせる、そこに近づかないなどです。
また、拾い食いが治らないので、トレーニングをやめて、犬を見守るようにしたと答えた方もいます。
老犬になったら、拾い食いをしなくなったと答えた方もいました。無理やり矯正して、愛犬との信頼関係にひびが入らないように、配慮する必要もあるのかもしれませんね。
犬が拾い食いするものTOP5

葉っぱの拾い食いが一番多い結果に
アンケートの結果を見ると、一番多かったのは葉っぱの37%でした。やはり犬は自然の物に興味を示しますので、拾い食いのトップ1になるのもうなずけます。
飼い主のティッシュを拾い食いすることも
ティッシュも多く、全体の19%を占めています。かなり多くの犬が、ティッシュペーパーに興味を持ちますよね。汚い話ですが、飼い主が鼻をかんだあとのティッシュなどは、飼い主のにおいがするので、口に入れて確かめたくなるのでしょう。その延長で、散歩の途中で落ちているティッシュを拾い食いしてしまうのかもしれません。
石・ミミズともに食べ物と勘違いしている可能性
石は子犬がよく拾い食いしてしまいますね。食べ物とそうでないものの区別がつかず、口に入れて、そのまま食べてしまうことが多いです。そして、何と言ってもミミズですね!特に乾燥したミミズのにおいは、犬にとってすごくいい匂いに感じるそうです。思わず食べてしまうのでしょうが、飼い主はびっくりですよね。
全体の8%がタバコの拾い食い経験あり
タバコが5位に入っていますが、これは非常に危険です。タバコの誤食により、ニコチン中毒になって死亡する場合もあります。散歩中にポイ捨てされたタバコを見つけたら、犬が気づかないうちによけるようにしましょう。犬が気づいてしまったら、拾い食いしてしまう前に、飼い主が足で踏んで、タバコを隠してしまうといいです。
その他に犬が拾い食いするもの
骨、うんち、死骸、銀杏、虫、キャットフード、チョコの包み紙、マクドのポテト、やわらかい木のかけら、公園の砂、花壇の肥料、手袋、小枝、食べかす、草、養生テープ、ガム…など。
犬の拾い食いでよくある質問や疑問

犬の拾い食い防止に役立つグッズ3選!
口輪 アヒル口の形マスク
こちらは、犬の口にかぶせて、バックルで留めるタイプの口輪です。口輪というと、犬のマズルを縛るタイプが従来のものですが、こちらは見た目にもキュートなアヒル口の形をしています。
アヒルのくちばし型の口輪が、犬の口より前に出るので、拾い食い防止グッズとして使えます。くちばし部分はシリコンで、やわらかい素材です。拾い食いのほかに、無駄吠えや噛みつき防止にも役立ちます。カラー、サイズ展開ともに豊富なので、愛犬の大きさや毛色に合わせて選ぶといいですね。
ただし、口輪であることに変わりはないので、犬につけっぱなしにするのはやめましょう。口元を自由に動かせないことで、犬のストレスになってしまいます。お散歩のときなど、必要なときだけ着用するだけにしてくださいね。
メッシュマズル 口輪
こちらも同じく口輪ですが、素材がメッシュでやわらかいです。通気性も良く、軽いので、犬の負担が小さいと思います。
先ほどのアヒル口と同じく、バックルで留めるタイプです。こちらは犬の口先がおおわれていないので、口輪をつけたまま水が飲めます。夏の散歩でも、熱中症の心配が少ないですね。
無駄吠え防止口輪 ショートノーズマズル 短吻種用
こちらは、パグやフレンチブルドッグなどの、鼻ぺちゃ犬種用の拾い食い防止グッズです。無駄吠え防止と商品名にありますが、拾い食い防止にも使えます。
鼻ぺちゃ犬種はマズルがほとんどないので、上に挙げたような口輪が使えません。こちらの商品は、フルフェイスマスクになっていて、犬の顔全体をおおう形です。ナイロン製で通気性も良いので、呼吸は問題なくできますし、目のところは透明のカバーになっているので、視界も確保できます。
犬が拾い食いしたときの対処法

もし犬が拾い食いをしてしまって、その後何らかの異変があったときは、対処が必要です。アンケート結果にも、拾い食いをしたあと嘔吐したなどの経験談が寄せられています。
よくあるのが、草を食べたあと嘔吐するという症状です。なぜ犬が草を食べるのか、正確にはわかっていないようですが、毎日ではなく、たまに草を食べて直後に草ごと吐き出すのは、犬によく見られる行動です。ほとんどの場合は心配ありませんが、除草剤がかかった草を食べて死亡するケースもありますので、草はなるべく食べさせないようにしましょう。
アンケートの回答で、ぞっとする体験談を教えてくれた方もいます。
猫のうんちを拾い食いする犬も少なくないようです。キャットフードのおいしそうな匂いがするからでしょうか。嘔吐したあとに、舌が紫色になるというのは、チアノーゼの症状なので、緊急性の高い症状です。この飼い主さんは、的確に判断して獣医さんに行っておられます。このように、嘔吐に加えて別の症状があるときは、薬物などの異物を食べた可能性がありますので、すぐに動物病院に連れて行きましょう。
また、拾い食いのあと、後日ぐったりして、開腹手術になったと回答した飼い主さんもおられました。犬の拾い食いを甘く見てはいけないと、よくわかりますね。
貴重な体験談を寄せてくださった飼い主の皆様、ありがとうございました。皆さんも、これらの事例から学ばせてもらい、犬の拾い食いをやめさせるようにがんばりましょう!
まとめ:犬の拾い食いは極力直すべき

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「猫のうんちを食べた後、嘔吐して舌が紫色になりぐったりしたので、獣医へ駆け込みました。殺虫剤がかけてあったみたいです」