犬の一生に責任を持って飼うのは大変!
ペットとして最も人気が高い犬。忠誠心が高く大事なパートナーになってくれるので、犬を飼うことに憧れている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際には犬好きな人でも、犬の一生に責任を持って飼うのは大変です。何故なら犬は長くて15-20年生きるので、その間に飼い主側もライフスタイルや自身の心身面など、状況が大きく変化していきます。そのため、目先の欲求だけでなく、将来をしっかり考えることが大事なのです。
ここからは、犬を飼って後悔しやすい人の特徴を紹介していきます。現在犬を飼うか迷っているという方は、自分が犬の飼育に適しているか、しっかり考えてみてください。
犬を飼うと後悔しやすい人の特徴

犬のための生活環境を整えられない
犬と暮らす際には適した環境が整っているが重要です。そのため、環境が良くないのに犬と暮らし始めると後々後悔するかもしれません。
ペット可の家であるか、家の中が清潔に保たれているかなど環境といっても色々な意味があります。
まずペット不可にも関わらず犬と暮らしているならば、いつか見つかってしまうのではないかと、静かに暮らさなくてはいけません。しかし、それはルール違反です。犬も窮屈な暮らしを強いられるためにノビノビと暮らせませんし、飼い主さんもそのような状況が続くと自分の蒔いた種であっても、いつか犬と暮らすことに後悔するはずです。
また、掃除することが嫌いなのにも関わらず犬と暮らすのもよくありません。汚い環境が原因で病気になることもあります。
そうなると嫌でも掃除をしなくてはいけませんが、犬の事よりも自分の事のほうが大事だと思う飼い主さんの場合だと、嫌な掃除作業をすることにストレスを感じ犬とと暮らし始めたことに後悔してしまうと思います。
このように環境が芳しくないにも関わらず犬と暮らし始めると後々後悔してしまうという可能性があります。自分が犬のために環境を整えてあげられるかどうか、しっかり考えましょう。
犬にかけるお金に余裕がない

お金に余裕がないのに犬と暮らし始めると後悔することがあるかもしれません。まず犬と暮らすと想像以上にお金がかかります。
ご飯代とおやつ代、トイレのシーツ代ぐらいだと思っていても、他にも定期的な狂犬病ワクチン代、フィラリア対策などの混合ワクチン代、犬種によってトリミング代がかかります。
また、ケガや病気になったときに動物病院で治療してもらいますが、その際に要する費用も高額です。
犬にも人間のような健康保険がありますが、それに加入すると1回の治療費は安くなるかもしれませんが、その代わりに毎月保険料を支払わなくてはいけないので、いずれにしてもお金が必要となります。
このようにお金に余裕がないのに犬と暮らすと後悔してしまうことがあります。お金に余裕がないのに犬を飼おうか悩んでいるならば、余裕ができてから飼うようにしてください。
自分の趣味や仕事のための時間が大切

多忙にもかかわらず一時の癒しや、寂しさを紛らすために犬を飼い始めるのも後々後悔すかもしれません。
犬と暮らすと思っている以上に時間を要します。散歩に行く時間や遊ぶ時間、ご飯を与える時間やトイレを替える時間、数えたらキリのないぐらい多くの時間です。
そのため、普段から忙しい方や自分のために時間を使いたい方、もしくは様々な理由から自分の時間を割けられない方は犬を飼うと後悔することが多いと思います。
アレルギー体質や病気を抱えている
自身がアレルギー体質であったり、犬アレルギーの家族がいるにも関わらず犬と暮らすのもお勧めできません。「多分大丈夫」という根拠のない自信から飼い始めてしまった方が多いかと思いますが、いざアレルギー症状の家族を目の当たりにすると、初めのころは犬の可愛さが勝つためにそうでもありませんが、次第に暮らし始めたことに後悔するはずです。
また、自身が病気などを抱えている場合は、後々犬の世話が負担になってくる可能性もあります。自分や家族が犬を迎えられる体調かどうか、しっかり考えるようにしましょう。
犬を飼うことに協力してくれる家族がいない
一人暮らしの場合や、家族と住んでいてもその家族が犬を飼うことに協力的でない場合は注意が必要です。
あなたの体調が悪い場合や、急に家に帰れなくなった時でも、犬の世話はしなければなりません。協力してくれる家族と同居していたり近くに住んでいる場合は世話を代わってもらえますが、そういった協力者が居ない場合は愛犬の存在が負担となり、後悔してしまうでしょう。
犬を飼う際は自分のことだけでなく、周囲に協力者がいるかどうかを考える必要があります。
犬と自分の将来について計画を立てられない
前述したように、犬は長くて15-20年が寿命の生き物です。当然その長い年月を一緒に過ごしていると、飼い主の環境や体調にも変化が出てきます。犬だけでなく自分の将来について改めて考え、長期的な計画を立てる必要があります。
老老介護・看取り・ペットロス
特に注意が必要なのが、老老介護・看取り・ペットロスです。
老老介護とは、老人がシニア犬を介護することを示します。既に高齢にあたる人が新しく犬を飼い始める場合、将来的に自分の体が犬の世話をし続けられるのかよく考える必要があります。特にシニア犬は、若い犬とは違った介護が必要になるので注意が必要です。
また、辛いことではありますが犬の最期についても考えておくべきです。特に死が近付いた犬には飼い主が常に寄り添って看取ってあげる必要があります。
仕事が忙しくて休みが取れない、日中ほとんど家にいないといった生活をしている人は、犬の最期を責任を持って看取る時間があるのか考えましょう。
また、同じくやってくるのがペットロスです。十数年の長い間一緒にいた愛犬が死んでしまう悲しみは計り知れません。中には日常生活を送れなくなるほど、落ち込んでしまう飼い主もいるようです。自分がそうなった場合に、仕事や身の回りの生活にどれほどの影響を与えるのか、将来的な予測をしておく必要があります。
犬を飼ってから後悔した時はどうすればいい?
ここまで、犬を飼って後悔してしまいやすい人の特徴をご説明してきました。本来は犬を飼う前に自分が犬を飼っても大丈夫なのかをよく見直す必要があります。
ここからは、犬を飼ってから後悔してしまった時の対処法をご紹介していきます。かわいいと思って飼い始めても、っ想定外の悩みが出てくることがあります。愛犬のことで悩むのは飼い主としては決して悪い事ではありません。 ご紹介する対処法などをチェックし、愛犬との生活を改善してあげるようにしてください。
犬と自分の生涯プランを立て直す
愛犬との時間が充分に取れないことで悩んでいる場合は、犬と自分の生涯プランを立て直す必要があります。特に仕事が忙しすぎることが原因の場合、一時的な問題ではなくその生活をしている限り解決される悩みではありません。
犬のために思い切って仕事を変えたり、それが難しい場合でも生活の中で犬との触れ合い時間を確保出来るように生活を見直す必要があります。
「犬のためだけ」に使うお金を貯め始める
お金の問題で悩んでいる場合は、あらかじめ「犬のため」のお金を貯金する習慣をつけておきましょう。
愛犬にかかるお金は、フード代や日用品代だけでなく、ワクチン代や万が一病気になった時の治療費も必要となります。急にまとまったお金を用意することは難しいですが、毎月少額を貯金しておけばそこまで負担にはなりません。
犬にかかるお金は、年間10~30万円ほどとされています。例えば、次の年の一年間の費用30万円を貯めるという目標を立てた際は、毎月2-3万円を犬のために貯金しておく習慣を付ければ可能になります。
いくら貯めるのかの目標を立て、将来に備えて愛犬のために貯金するようにしましょう。
家族で協力して犬のお世話をする体制を作る
犬との時間が取れなかったり、一人で犬の世話をすることが負担になっているといった悩みを抱えている場合は、やはり家族で協力する体制を作る必要があります。
家族と同居している場合は、散歩係を分担するなど役割について相談しましょう。
一人暮らしの場合は、協力してくれる家族や友人の家の近くに引っ越すということも手段の一つです。なかなか難しいことかもしれませんが、一人でしか世話が出来ないと万が一飼い主が入院したり家に帰れなくなった際に、愛犬が孤独になってしまいます。
万が一にも備えて、協力してくれる家族との体制を整えておく必要があります。
家族だけで対処できない問題はプロに相談する
家族だけで対処できない悩みを抱えている場合は、はやめにプロに相談するようにしましょう。プロに相談するには抵抗がある方もいるかもしれませんが、困った時に相談するのは悪いことではなく、愛犬について悩むのは当たり前のことです。
しつけの面ではドッグトレーナー、病気の看護や介護で悩んでいる場合は動物病院や動物介護関連施設を頼るなど、悩みによって相談できる施設が沢山あります。 子犬期だけでなく老犬期に入ってからの後悔を減らすためにも、相談できる施設について考えておきましょう。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
犬を飼って後悔する人の特徴の例や、後悔した時の対処法をご紹介しました。
犬と暮らす前の想像と実際に飼い始めた現実において予想だにしていなかったことが起こることは、初めて犬を飼う場合は特にあることです。
しかし、それでもある程度のリスクは少し考えるだけで回避することができます。そのため、これから犬と暮らそうか悩んでいるならばよく考えて、後々後悔をしないと思ったときに迎え入れるようにしてください。



