ロングバズ 犬は布団の中で寝ても苦しくならないの?窒息死の可能性や注意点とは

ロングバズ 犬は布団の中で寝ても苦しくならないの?窒息死の可能性や注意点とは

寒い日は特に愛犬が布団の中に潜り込んできて、そのまま寝ることもしばしば…。果たして犬は息苦しくなったり、窒息死する危険はないのでしょうか?今回は、犬が布団の中に潜り込んでも問題はないのかどうかや、飼い主さんと一緒の布団で寝る時の注意点を解説します。

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記事の提供

埼玉を中心に、しつけ方教室/問題行動のリハビリ/ドッグダンスレッスンまで行う。ドギーホームルームでは、愛犬のトレーニングのみにとどまらず、飼い主様のフォローに力を入れる事でQOLを向上させます。また、JCHA公認のハイドロセラピスト・フィットネストレーナーでもある為、愛犬の健康増進にも力を入れています。【埼玉・東京・横浜でオーナーレッスン随時開催】
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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

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なぜ犬は布団の中が好きなの?

飼い主と一緒に寝る犬

  • うす暗くて狭い場所を好む本能の名残
  • 飼い主の近くにいたい
  • お布団の柔らかさが気持ちいい
  • 暖かい

なぜ犬は布団の中に潜り込むのでしょうか?暖かい犬用ベッドを用意したり、快適な室温を保ったりしても、お布団の中に入りたがります。用意した環境では足りていないということなのでしょうか?

犬が布団の中を好む主な理由は、野生で生きていた頃の本能の名残です。

犬の祖先は野生の中で、常に危険にさらされて生活をしていました。寝ているときは特に無防備な状態にるため、安全を確保できる場所として、うす暗くて狭い洞穴などを好んでいたといわれています。薄暗くて狭い場所という点で、まさにお布団の中がぴったりということです。

そこにさらに、飼い主さんを近くに感じられること、暖かさ、ふかふか柔らかくて気持ちいい、なども相まって犬はお布団の中に心地よさを感じていると考えられます。ただ単に「寒いから」というだけではないようですね。

犬が布団の中で窒息死する危険性は?

布団で寝る2匹の犬

健康な犬なら窒息死の危険性は低い!

布団をかぶることによって酸素は薄くなりますが、布団の中が無酸素になるということはありません。

筆者の愛犬トイプードルのくるるは、布団の中に潜ったとしても、少し経てば鼻先を必ず外に出しています。犬が布団の中で寝ているときは、息苦しさを我慢しているわけではないため、過度に心配する必要はないでしょう。

愛犬の体格や健康状態によっては要注意

基本的に犬が布団で窒息死する可能性は低いですが、次のような場合は注意が必要です。

  • 短頭種
  • 肥満の犬
  • 子犬
  • 呼吸器疾患・心疾患がある犬
  • 足腰が弱っている老犬
  • 超小型犬や小型犬などの体格が小さい犬

呼吸が苦しくなりやすい犬は注意

パグ、フレンチブルドッグ、シーズーなどのいわゆる鼻ぺちゃ犬の短頭種や、肥満の犬は、気道が狭くなっているため、普段から寝ている時にいびきをかいて息苦しさを感じていることもあります。そこに布団をかぶることで、さらに呼吸がしづらくなる可能性があります。

呼吸器疾患・心疾患がある犬は呼吸に異常が出やすいため、こちらも注意が必要です。

布団から自力で抜け出せない可能性がある犬は注意

また、足腰が弱っている老犬や、まだ足腰の筋力が発達していない子犬の場合、布団の中で息苦しさを感じた時に、布団の圧力に負けて自力で外に出られずに窒息死する、ということも考えられます。

超小型犬や小型犬は飼い主が下敷きにしないよう注意

人がぐっすりと眠ってしまうと何が起こるかわかりません。寝返りを打った拍子に、愛犬を下敷きにして押しつぶし窒息死させてしまう可能性もあります。

もしくは、飼い主が寝てる間に布団を押さえつけてしまい、犬が布団から抜け出せなくなる可能性もゼロではありません。力の弱い超小型犬や小型犬、そして子犬の場合は、こういったことにも注意が必要です。

布団の中で熱中症にならないように注意

窒息とは少し違いますが、布団の中に熱がこもることで、熱中症になる恐れもあります。特に、体温調節が苦手な短頭種や、肥満気味の犬、子犬や老犬、呼吸器疾患・心疾患がある犬は注意が必要です。

室温が高かったり、電気毛布を使用している場合、布団の中の温度が犬にとっては高い状態になりやすいです。次のような症状が見られる場合は、応急処置としてお水を飲ませて体を冷やしつつ、動物病院に連れていくようにしましょう。

  • ぜぇぜぇと舌を出して息が荒い
  • ふらついている
  • 目に光がなくなり、ぼーっとしている
  • 目が充血している

熱中症についてのさらに詳しい情報は、下記記事も合わせてご覧ください。

犬種や体格、健康状態も考慮して、愛犬を布団に入れるかどうか考えていくことが大切です。

文中Aテスト

犬が息苦しさを感じているかを見分けるポイント

テキスト

テキスト

犬が布団の中で窒息したときの対処法

ぐったりする犬

布団の中で窒息する可能性は前述した通りですが、その他にも、布団の中で異物を誤飲して窒息死する恐れもあります。例えば、布団の綿を食べてしまうなどです。

異物が口の中に見えるときは吐き出させる

もし犬が異物を誤って飲み込み、窒息状態に陥ってしまったときは、早急に異物を取り除く必要があります。次にご紹介する対処法を試みつつ、かかりつけの動物病院に電話して、医師の指示を仰ぎましょう。

背中(肩の真ん中)を叩く/背部叩打法

  • 小型犬、中型犬に有効。

肩甲骨の間部分を強めに叩くことで、異物を吐き出させる方法です。

叩くのは背中ではなく、左右の肩甲骨の間のあたり、背中よりも少し上の部分を意識します。4~5回叩いたら、異物を吐き出していないか確認して、繰り返します。

犬が自ら異物を吐き出そうとするタイミングに合わせるのがポイントです。

犬の両肩をサイドから圧迫する/チェストトラスト法

  • 小型犬に有効。

肩甲骨の間部分を強めに叩くことで、異物を吐き出させる方法です。

四つ足で立って踏ん張っている犬に対して、サイドから圧迫することで異物を吐き出させる方法です。

両手のひらを上に向けて立てた状態で、後ろから犬の両肩に添えます。そして、両肘を大きく広げてぐっと圧迫してください。

犬が自ら異物を吐き出そうとするタイミングに合わせるのがポイントです。

犬を後ろから抱えてお腹を押す/ハイムリック法

  • 中型犬、大型犬に有効。
  • 小型犬、子犬、妊娠中の犬には行わない。

こちらも、犬を圧迫して異物を吐き出させる方法です。小型犬や、まだ体の発達していない子犬、そして妊娠中の犬には行わないようにしてください。

四つ足で立って踏ん張っている犬に対して、サイドから圧迫することで異物を吐き出させる方法です。

拳を作り、後ろから抱きかかえるように上腹部に当てます。そして、斜め上方に圧迫してください。

犬が自ら異物を吐き出そうとするタイミングに合わせるのがポイントです。

上記3つの対処法について、実際のやり方はこちらの動画も合わせてご参考ください。

いずれの方法も、犬に意識がある時に行います。犬が意識を失って倒れてしまった場合は、急ぎタクシー等で動物病院に向かうようにしましょう。

原因がわからないときはすぐに動物病院へ

犬が異物を飲み込んだ感じもなく、よくわからないけどぐったりしている、息苦しそうなどの症状が見られた場合は、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。

夜間の場合は、夜間診療が可能な動物病院を探す必要があります。もしもの時に備えて、近くの夜間診療が可能な動物病院を調べておきましょう。かかりつけの動物病院で、夜間診療について尋ねておくことをおすすめします。

すぐに対応してもらえるか電話で連絡

動物病院に何も連絡せずにいきなり行っても、病院が休憩時間だったり、先生の手が空いていないなどで、すぐに診てもらない可能性もあります。

病院に向かう準備をしつつ、動物病院に電話で連絡をして、状況を伝えてすぐに診てもらえるように手配しましょう。

事前に状況や到着時刻を伝えておけば、病院に着いたらすぐに診察に入ることができるでしょう。

来院時はすぐに受付に声をかけて対応してもらう

病院に到着したら、たとえ混雑していたとしても、犬の命の一刻を争う時ですので、すぐに受付に声をかけるようにしてください。事前に電話をしていれば、状況の把握も早くすぐに対応をしてもらえるでしょう。

犬と同じ布団で寝るときの注意点

草原で寝転ぶ犬

怪我や感染症のリスクにも注意

犬と同じ布団で寝るときは、犬との暮らし特有の病気に注意しなければなりません。犬と密に接することで、ズーノーシス(人獣共通感染症)になる可能性が高まります。

例えば、犬の爪で引っ掻かれた傷から、パスツレラ属菌に感染することで発症する「パスツレラ症」や、犬の排泄物からサルモネラ菌に感染することによって発症する「サルモネラ症」などが挙げられます。犬とキスすることもおすすめできません。また、ノミやダニなどにも注意が必要です。

これらは犬と同じ布団で寝ることで、必ず発症するということではありません。しかし、絶対に病気にかからないという保証はなく、特に飼い主側が疲れや体調不良などで免疫力が低下している時は、感染リスクが高まります。犬と密に接するということは、病気になる可能性もあるということは覚えておきましょう。

万が一の窒息死を防ぐなら別々の布団がベスト

ここにご紹介しました注意点を踏まえて、愛犬に対して何かしらの心配がよぎるようであれば、別々の布団で寝るのがベストです。

また、犬と一緒に眠ることで、飼い主への依存度が高くなり「分離不安症」に発展する恐れもあります。

愛犬が寂しがるからや、飼い主が愛犬と少しでも一緒にいたいという理由もあるかもしれませんが、万が一に備えてお互いの健康のことを一番に考えて過ごしていくことが大切です。

まとめ

あくびをする犬

ひと昔前なら、犬と飼い主が同じ布団で寝るなど、考えられないことだったかもしれません。しかし、犬は大切な家族の一員だと考えられるようになった今では、愛犬と同じ布団で寝る飼い主さんも少なくはないでしょう。

布団の中は、飼い主さんの匂いをより強く感じられる上、ふかふかして柔らかいので、犬にとっては最高の場所なのかもしれません。

布団好きのわんちゃんの飼い主さんは、寝ている間に犬を押しつぶしたり、犬が異物を誤飲したり、犬から菌などが感染しないように、細心の注意を払ってお過ごしくださいね

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